久しぶりに映画館に足を運びました。
いわき市出身の富田望生ちゃん主演の映画で、いわきで舞台挨拶もあるというので予約をとって82歳の母と2人で出かけてきました。
阪神淡路大震災の後に生まれた在日韓国人3世の女の子が主人公。震災後に生まれた子供と親との世代間ギャップ、双極性障害に苦しみながら1つ1つ前を向いていく姿を映し出すストーリーでした。主人公 金子灯を演じた望生ちゃんは、アカデミー賞👑を取っても不思議ではないと思いました。
絶賛公開中なのでネタばれするようなお話は差し控えますが、私が一番感じたことは、人の心情に寄り添ったとても丁寧に作り上げた映画だったなあと思います。
トイレ前を映しただけの長い長い場面で、灯の嗚咽や息遣いでその心境を想像できるような演技は印象に残りました。
灯の生まれ育った環境や親の経験した事や、言葉では表現が難しい心の叫びを望生ちゃんの演技が見事に表現していたと思います。
撮影地の神戸には私も何度も行ったことがありますが、いわゆる観光地しか行っていないので、映画の撮影場所だったところも機会があったら行ってみたいなあ。
映画鑑賞後は、舞台挨拶。
望生ちゃんってお顔すっごく小さいのねぇ。
役によって体重の増減をしているそうなんですが、とても愛らしい笑顔が素敵な女優さんでした。
撮影秘話も沢山お話してくれて、より映画が心に残った1日でした。
皆さんもぜひ映画館へどうぞ。
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