いつもご覧いただきありがとうございます。
日本ヴォーグ社認定 ポーセラーツ
日本レチアンガラス協会認定 ガラスフュージング
M-Style Ribbon Class リボンマイスター
を学べるレッスンサロン コオリナです。
今日はプライベート話題です。
この春、夫の転勤など何かとバタバタしていた我が家。
実はこの間におめでたい話がありました。娘がお付き合いしていた方と3月26日に入籍して、新しし家族が増えました。
お相手の方は山梨県出身で、娘より1つ上の好青年。ずっと野球をしてきたスポーツマンです。
昨年末、夫がいわき市に帰省したタイミングで我が家に挨拶にきてくれました。相当緊張していたと思いますが、誠実さはしっかりと伝わりました。やっぱりスポーツをやっていた方の挨拶は清々しく、礼儀正しい青年です。
お互いに出身地が違うこともあり、これからいろいろな事を進めていく上でお相手方の家のやり方やその土地の風習にも違いがあると思います。私達夫婦から彼には、「うちは娘を嫁がせる立場なので、〇〇〇家のやり方に全てお任せします。若い二人だけで物事を決めるのではなく、きちんとそちらのご両親の意向を伺い〇〇〇家のやり方で進めてくださいね」とお話しました。
古い考えと言われるかもしれませんが、娘が嫁ぎ先で可愛がってもらいたいという想いはどこの親だって同じはずなんです。
その家や土地の風習を無視して勝手に物事を進めてはいけないと娘には伝えました。
結婚は二人だけの問題ではありません。家と家とのお付き合いが始まるのです。だからこそ、きちんとすべきことはするというのが私達夫婦の考え方です。
もちろん若い二人の考えも大事ですので、それも尊重しますが、まずは親の考えを聴くということも大事です。それは若い二人にはない経験や知識があるから。知恵を授けていただくという気持ちで、話を聴く姿勢があるかどうかというのを親としては見ています。これからご結婚なさる方の参考になれば幸いです。
30年も経ってから、あの時義両親がこういう気持ちでしてくださったんだろうなあと感謝の気持ちでいっぱいになることを思い出します。
私達夫婦が結婚した30年前、盛大な披露宴でした。当時はそれが一般的でした。夫の親戚は祖父の兄弟まで招待していました。当時はなんでそこまで招待するんだろうと思っていたのですが、それは私達夫婦が家を代々継ぐ長男だったからです。この家から出た親戚からするとお墓を守ってくれる長男。そんな家に嫁いだ私を広く親戚に周知してもらいたいという義両親の想いがあったと思います。だからいつどこで親戚の方にお会いしてもお名前を憶えていただいているし、身内としてとてもよくしていただいています。
義両親も私達夫婦以上に昔気質ですが、節目節目にきちんとしてくださったことは、日本の文化としても大切なことであると感じています。それを今度は私達が息子夫婦にも継承していけなくてはと思っています。それを息子夫婦に教えていかないと、孫に教えられない親になってしまうから大事なことですね。
いくつになっても、知らないことを知ること、学ぶことは楽しいと感じる大人でいたいと思う今日この頃です。
コメント